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三田市長,幼稚園再編計画の手続きについて謝罪

2020年10月5日

2020年9月19日(土)に開催された『市民と市長との「ほっとトーク」第1回(高平地区)』において,森哲男三田市長は,三田市立幼稚園再編計画について,適切な手順を踏まなかったと謝罪しました。市民参加者から,幼稚園再編計画(案)の発表にあたって,幼稚園の存廃という各地域にとって極めて重要な問題であるにもかかわらず,区長会,自治会連合会等,地域住民に一切の相談も調整も事前になかったことを指摘されたことに対し,森市長が答えたものです(議事録が近日,市によって公開されます)。

また,他の公式会合においても,同様の質問に対して市職員が市長と同じく,不適切なところがあったと謝罪したとの情報が,複数筋より寄せられています。

このとおり,市長・市職員とも,この幼稚園再編計画(案)の策定・発表が不適切な手順によって実施されたことを,謝罪をするまでして認めています。不適切な手順で作成されたと認められた現計画(案)は,当然破棄されるしかありませんが,あわせて市長・職員とも「今後は丁寧に何度でも説明の機会を設けたい」と述べていることから,今後は,再編計画の立案・策定に今後住民がどのような形で携わっていくのかという,住民参加の方法・制度についてまずは丁寧な説明があるものと思われます。

10月10日,11日の説明会でも,住民が参加した計画策定の方法案が示されることが予想されます。その提案をもとに,地域の実情に応じた,より豊かな三田市の就学前教育・保育環境を実現するには,どのような協議体制が望ましいのか,そして,どのような教育保育の理念・環境が望ましいのか,住民には叡智を結集して議論していかねばならない責務があります。「三田市まちづくり基本条例」にのっとって,市・市民が対話を重ねて三田市の未来を築いてまいりましょう。